こんにちわ おとくです
住宅ローンの暗い話です。
希望あふれるマイホーム建てるのに、こんな話聞きたくないよって方はご遠慮くださいませ。
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住宅ローンの返済が失業や病気などで返済が出来なくなった場合、どうなるかという事をお話したいと思います。
結論から言いますと、支払い総額が増える可能性があります。
こんなにお金に困っている時に支払い総額が増えるなんて、大変なことですよね。
まずは借りている銀行に相談しますよね。
しないで、耐えるってのが出来たら1番いいですけどね。
預貯金取り崩して返済資金に充てれたらいいですけどね。
とりあえず相談したとします。
電話や来店で相談していきます。
まずは電話をした方が無難ですかね。
待たされそうですし。
生活費の見直しを強いられます。
食費、教育費、保険、車の維持費、通信費、などなど。
全てです。
そこで節約できて、毎月の返済が出来るようになれば、それでおしまい。
銀行員としても願ったり叶ったりです。
借りている人にとってもそれが1番。
返済期間を延ばしたり、一定の期間、元金据え置きなどの
手続きすると、手数料や支払い総額が増えるからです。
そうはいかない場合は再就職が見つかるまで、病気が治るまで、ローン元金の支払いを待ってくれます。
ただし、利息は支払いは待ってくれません。
元金の支払いは待ってくれますよ。
どういう事かというと、
例えば
借り入れ金額:3000万円
年間利子率:1.0%
貸付期間:35年
支払利息総額:5,567,804円
月額返済額:84,685円
年間返済額(月額返済額×12)1,016,220円
月額返済額:84,685円
年間返済額(月額返済額×12)1,016,220円
例えば返済を開始してから5年後に病気になり完治するまで返済が困難になったとします。
5年後のローン残高が約2630万円あります。
年間の利息支払いは、だいたい26万円。
毎月の利息は2万2千円弱。
これだけは支払わないといけないです。
毎月を0円にはしてくれません。
毎月約8万5千円も支払わないといけないところ、6万円以上も猶予してもらえたと感謝するかもしれません。
がしかし
1年後、病気が完治し、いよいよローン元金の支払いが始まるとします。
2630万円に対して残りの返済期間は、本来なら360回あるのに元金返済を休んでいたので、348回に減っています。
少なくなった期間で残りの元金を返済しないといけなくなるので、毎月の返済額は約8万7千円に増えます。
毎月の支出が2千円増えます。
完済するまでずっとです。
でも病気の間、返済額を減らしてもらえて治療に専念できよかったと思うかもしれません。
毎月8万5千円の支出をしなくて精神的に助かったと感じるならいいかもしれません
見込みがないとしてもらえません。
1年後に確実に返済が出来るという見込みです。
だからしてもらえたら、ラッキーかもしれませんね。
失業中だと1年後に確実に再就職出来るとか見込みがありませんからね。難しいかもしれません。
返済期間を35年から40年、45年と延ばす方法もあります。
年齢が若ければしてもらえるかもしれません。
団体信用生命保険が入れる年齢までなら延ばせるかもしれません。
団体信用生命保険の記事はこちらです
でも年金で住宅ローンを支払い続けたくはないですよね。
まとめ
ローンを借りていられる期間は借りた人の特権です。
誰も予定より早く返してとは言えません。
万が一の時に、備え貯金をし、生活を立て直すまで、毎月返済出来る余力を残しておくことをお勧めします。
無理に繰り上げ返済をしていく必要はないと思います。
ものすごく余力が出来たら繰り上げ返済はいいと思います。
まとめてどんと返済するとかね。